垂直に伸びるステッチとコバが、洗練された野趣を現す
イタリア産の艶めく革でつくられたセミトート。
縦に伸びる幾重ものステッチとコバが、荒々しくもスッキリとした印象を与え、メンズにもレディスにもお使いいただけます。
山あり谷ありの接ぎ縫いは、イタリアンナッパラックスの特徴である艶光りと陰影による表情を引き出すため。
そして芯通しの染色(表面だけでなく繊維の中まで色素が浸透している)によるきれいなコバ(切断面)を魅せるためのデザインです。
何枚もの革を接ぎ合わせて縫っていますが、いわゆるパッチワークのような端切れの活用ではありません。
(端材ではこんなに縦に長い面積は残りません)
そのままでも使える、広い吟面がきれいな革を大胆に裁断。それらを繊細に縫い合わせて、胴板を形成していきます。 手間の掛かるバッグですが、素材の持ち味をいつもとは違ったかたちで引き出しています。
もちろん、バッグとしての使い勝手も抜群。
A4サイズがストンと入る大きな袋に、がばっと開く大きな口。
肩掛けにも手持ちにも使える絶妙な長さの固定ハンドル。
肩掛けしたときに取り出しやすい外のファスナーポケット。
大事なものをもうひとつ中にしまっておける内側のファスナーポケット。
内側の平ポケットには、スマホやパスケースを挿しておいてすぐに取り出せます。