上質なカーフの柔らかみと鮮やかな色彩を、ぎゅっと握りしめてお持ちください。
piccinoの代名詞、ラウンドファスナー型財布シリーズに、待望の新型がラインナップ!
片手で持てるミドルサイズに、すべてが収まります。
ミドルサイズですが、長財布にも負けず劣らずのこだわりの造り。 外胴はもちろん、内部のインテリアも、一枚のシュランケンカーフレザーから切り出し、作り込んでいます。
2段に分かれた札入れ、計10枚にもなるカード段、四箇所のスリットポケット、大きく開いてたっぷり入るボックス型小銭入れ、すべてが同じ革。
胴裏にも全面に革を貼り込み、統一感と高級感のある仕上がりです。
これ一つですべてが収まる実用的な収納力が、ちょっと手に持って出るのにぴったりなかわいらしいサイズになりました。
お昼休みのお食事や買い物に、ぜひお持ちください。
■このかたちができるまで
「今使ってるこの長財布はとてもいいんだけど、ちょっと大きい(余るようになってきた)ので、もう少しコンパクトなラウンドファスナー型はありませんか」
キャッシュレス決済も一般化し、ポイントカードがスマートフォンに入り、お財布の中身も変化してきました。 そういったお声にお応えして開発したデザインです。
ちょっと小さく、といっても、ギャグマンガのように、ハンマーで潰したらできあがり、というわけにはいきません。
横幅を小さくするということは、カードはヨコに2列並ばないし、お札も折る必要があります。
ラウンドファスナーの中に収めるインテリアを、根本から変えなくてはなりません。
また、どこまで小さくするのか。
スマートさ、コンパクトさを追求するひとつの解として、piccinoには薄造りシリーズもございます。それらともまた違うご要望なのです。
お客様がラウンドファスナー型に期待されている収納力、機能性を出来る限り保ったまま、ご期待に添える大きさにしなければなりません。
実はその答えは、すぐそばにありました。
piccinoのベストセラーのひとつ、P131型です。
P131WWの商品ページへ
発売から四半世紀、勢い衰えず人気のデザインで、二代目三代目と買い換え続けられているお客様もいらっしゃいます。
このデザインを踏襲して、ラウンドファスナーの中に納められたら、piccinoらしいミドルサイズのご提案になるだろう。
ということで、試作を繰り返して、完成に至りました。
アイデアはシンプルですが、それを実現させるために、カード段と札入れの位置など、構造を抜本的に見直しています。
例えば、お札を取るときにファスナーが手に障らないように、カード段を浮かせて倒して、札入れを大きく開くかたちにしました。
すると、外胴の多くが中の構造から切り離されて独立してしまうので、どうにも頼りなくなってしまいました。 また、従来のセオリー通りに、見付(口元)に革を貼る設計では、裏地が大きく見えてしまうのもマイナスです。
そのため、胴裏と仕切りをどちらも全面革張りにし、芯使いを検討し、強度を高めました。ただ、やり過ぎると、シュランケンカーフの柔らかみが失せてしまいますので、こちらも検討を重ね…。
結果として、長財布よりも小さいサイズですが、革素材の量は長財布よりも多くなり、各部の作り込みや縫い込みにも手間の掛かる、とても贅沢な造りになりました。
この大きさで、これだけの機能を作り込むとは、と、日本の職人の職人芸に改めて感嘆する仕上がりです。
ぜひ一度、お持ちいただきたい逸品です
■素材の特徴
素材はドイツの名門タンナーがなめした高級素材、シュランケンカーフ。
柔軟な仔牛の皮を、クロム系の薬剤を使ってなめし、シュリンク加工を施したもの。
気品ある光沢を帯びた鮮やかで安定した発色、繊維の目が詰まった丈夫な生地が特徴で、欧州の著名なメゾンでも長く愛されています。
繊細で柔軟な生地はふわっと柔らかく、粒だったシボ感が心地よく手のひらをくすぐります。
汗などの湿気にも強く、使い続けると手の脂で磨かれ、だんだん滑らかで艶やかな触感になっていきます。
■カラーバリエーション
全19色にて展開予定。
金運のゴールド、繁栄を象徴するライトグリーン、ビタミンカラーのオレンジをはじめ、お好みのお色でお持ちいただけます。
【関連商品】
ふっくら柔らかな触感と鮮やかな色彩が魅力のカーフレザーによるラウンドファスナー長財布。 P888H (シュランケンカーフ)(カード13枚収納)(小銭付)
官能を刺激する持ち心地。ハイクラスのエンボスレザーの手帳型財布 P131WW (ワープロラックスカーフ)(ボックス型小銭入付)