日々の暮らしを支えるものを、持ち飽きない上質なものに
あまり人には見せない見られない、でも絶対に必要なキーケース。
ちゃんと気に入ったものを持ちたい。いいものにこだわりたい、という方に、長く愛されています。
■ポイント
シュランケンカーフの薄造りシリーズは、長財布からキーケースまで実は6型展開しておりますが、一番、長く使っての価値を感じられるのがこのキーケースです。
財布類のなかで、物を入れたときに立体的な膨らみができること、そしてズボンのポケットにしまわれて、ぐにゃぐにゃと酷使されるワン・ツーが、キーケースと小銭入れです。汗で革の繊維が傷んでしまったり、折れ曲がる部分が疲労して破断してしまったり、コバが剥げてしまったりと、財布類のなかでは比較的早くボロボロになってしまいます。
しかし、このキーケースは、そういったことがほとんどありません。
2012年の初回ロットを購入したスタッフが、2020年時点で丸八年、毎日胸ポケットに入れて使っておりますが、革自体の痛みはほとんど見て取れず、コバ塗りの剥落も一部に留まっています。
シュランケンカーフは、使い込むとシボ感がおとなしくなって滑らかになり、手の脂で磨かれてとても上品な艶が自然に出て来ます。それがもっとも顕著に現れ、長く持続していくのが実感できるのが、このキーケースです。
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金具は、リン青銅製の丈夫なものを5連装備しています。
自宅、職場、車、実家と、さらにもうひとつ別の鍵を収納できます。
■素材の特徴
素材はドイツの名門タンナーがなめした高級素材、シュランケンカーフ。
柔軟な仔牛の皮を、クロム系の薬剤を使ってなめし、シュリンク加工を施したもの。
気品ある光沢を帯びた鮮やかで安定した発色、繊維の目が詰まった丈夫な生地が特徴で、欧州の著名なメゾンでも長く愛されています。
繊細で柔軟な生地はふわっと柔らかく、粒だったシボ感が心地よく手のひらをくすぐります。
汗などの湿気にも強く、使い続けると手の脂で磨かれ、だんだん滑らかで艶やかな触感になっていきます。
■職人のこだわり
このキーケースの薄さを実現しているのは、東京の下町で代々受け継がれる職人芸です。
表地のシュランケンカーフをぎりぎりまで薄く削いで、裏地のヌメ革や生地と貼り合わせています。
あまり薄くし過ぎると脆くなり、触感が失せてしまうので、ギリギリを見切る。そしてそれを一分の隙もなく接着し、まるでただ一枚の革のように扱い、余計な厚みを出しません。
滑らかなコバ塗りはしっかりと全体を縁取り、キーケース全体の印象を引き締めています。
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