お札、小銭、カードそして鍵まで。大事なものをすべて手のなかに
piccinoのお財布シリーズのファーストナンバー(01)です。
創業当時から40年近く、定番商品として皆さまに愛していただいております。
ファスナーを開けると、メインポケットの真ん中に大きく間仕切りがひとつ。
折りたたんだお札と小銭などを分けて入れられます。
胴裏のポケットには、クレジットカードや交通系ICカードなどを収納できます。
(そのままメインポケットをカード入れとしてお使いいただいている例もございます)
間仕切りの革はあえて縫い合わさず隙間をつくり、金具を付けています。
<いつも持ち歩く鍵を、小銭と一緒に入れてしまう、という方におすすめです。
■piccinoのこだわり
ラウンドファスナー(円形。三方を回り込む)のお財布は、piccinoの三十年来の看板です。
丸みを帯びたシルエットを活かす、きれいに貼り込まれたファスナー。
使い込むと艶と味わいが出てくる、バッファローカーフスキンの革。
目立たずさりげなく使いやすいと、多くの方に長く愛されています。
■素材の特徴
バッファローカーフスキンは、インド原産の水牛の仔牛の革です。
その滑らかな手触り、張りのある質感、芳ばしい香り、時経て光沢を帯びると飴色に漆色に変化する様で、多くの革好きを魅了してきました。
仔牛の肌なので、柔らかく繊細で、まさに「肌理(きめ)細やか」な手触りです。
その皮を、栗の木などから取れる天然の渋(タンニン)を用いて、昔ながらの方法でじっくり時間をかけてなめし、「素揚げ」ともいわれる薄化粧な仕上げで、原皮の素朴な風合いをそのまま引き出しています。
染色も天然素材の染料染めなので、自然な透明感があり、牛の肌のシミや傷跡、毛穴や血筋などがそのまま見えることもあります。
そのどれもが、ひとつとして同じものはない味であり、天然素材である証。おそらく、皆様がイメージされるもっとも「革らしい革」かもしれません。
ピッチーノは、この素材に惚れ込み、創業当時から使い続けています。