大切なペンをスマートに持ち歩く
成人するときにお父様から贈られた、思い出の万年筆。
何度も文房具屋に足を運び、迷いに迷って、選んで買った愛着のあるペン。
大事な契約の時に、お客様に使っていただく高級ボールペン。
なくしやすく傷つきやすい、タブレット用のスタイラスペン。
そんな特別なペンを入れるために、お使い下さい。
ポイント
シュランケンカーフのペンケースに、新しくスリムタイプができました。
従来品(品番:A-69H)は筒型のデザインで、たっぷり入って使いやすいとご好評をいただいておりますが、
「万年筆や高級ボールペンなど、とっておきのペンを1本2本だけ入れるものを作って欲しい」
というお声もいただくようになり、この製品になりました。
全体のフォルムは、A-69Hをキュッと絞って縮めたようなイメージ。
革の柔らかさや弾力はもちろん、張り感を備えたまた違った持ち心地です。
ファスナーを開くと、中央にピンと立つ仕切り。
後から内側に縫い付けるのではなく、本体の革をそのまま活かしたスマートな設計です。
一見、華奢に見えますが、革の厚みと丈夫さを活かしたしっかりした仕切りになっています。
丁度良い高さに辿り着くまでに試作を重ねており、ペンを2本入れて握ってぶんぶん振っても、中で障ることはありません。
もちろん、万年筆だけではなく、細身のペンなら4,5本が収納できます。
従来品では大きい、もっと少なくていいという方には、こちらのタイプがお薦めです。
職人のこだわり
この形に辿り着くまでに、職人は試作を重ねました。
「単純に筒を小さくすると、ファスナーや引き手との見た目のバランスが悪くなる。
かといって部品をサイズダウンすると、使いづらく耐久性も悪くなる」
「よくある差し込み式の型だと、芯地を入れてしっかり形作らねばならず、
シュランケンカーフの柔らかさが活かせない」
「ピッチーノらしいデザインでなければ、作る意味がない」
「二本差しの大きさで、ペン同士がぶつからないようにするにはどうしたらいいか。
耳を付けるか。仕切りを入れるか」
苦心の末にできたのが、この製品です。
一見、シンプルなつくりですが、職人が意図した握り心地や仕切りの効果を実現するために、革素材には妥協できず、縫製にも一切手は抜けません。
熟練の職人が、高品質の皮革の肌目を自分の目で見極めて、包丁で一枚一枚切り出し、ミシンを掛けています。
関連商品
シュランケンカーフのペンケース(A-69H)