パス&カードケース P134NL (イタリアンレザー)(パス面2面)
根強い人気の窓付きパスケース
電車やパスの乗り降りが、非接触型ICカードやスマートフォンアプリで事足りるようになり、首都圏では、改札でカードを見せることが減りました。今では、小児用や高齢者用などの特殊なものでしか、目視確認は必要とされません。
けれども、窓付きで券面が見えるパスケースは、根強く人気がある製品です。
昔、紙の定期券の頃には、駅の改札で、駅員さんが定期券を目視して確認して(札を改めるから改札)いた時代がありました。
その時、いちいちケースから出すのは面倒だし、朝のラッシュ時には落として無くなりやすいので、しまったまま見せられるように、窓付きのケースが発明されたのでした。
現代の自動改札では、見せるということはほとんど無くなりました。
バッグの中に入れたままでも反応するので、バッグをどすんと改札に置いて通過している人もいらしたりするくらいです。
ただし、今でもパスケースをお使いの方はいらっしゃいます。
昔からの習慣、というだけではなく、多くのパスは永年ではなく期限があるので、期限切れにならないように、自分自身で見えやすくしておかないと落ち着かない。とか。
万が一、タッチミスをすると気まずいので、見えるようにして確実に使いたい、とか。
警察手帳じゃありませんが、身分証は窓付きのケースに入れておきたい、など。
お使いになりたい方の気持ちに寄り添って、piccinoは今もパスケースを作り続けています。
イタリア産のナッパラックスレザー製のパスケースです。
タンニンなめしの革で、手馴染みよく持ち心地がよくなっています。
外側はカラーバリエーションを広く展開し、内側はサビア(ベージュ)でまとめて、落ち着いた風情に仕立てています。
パス面は2面あり、定期券と免許証などで使い分けることができます。
どちらもセル(透明なプラスチック)の上にもう一層、窓を切った革がある二層構造になっているため、カードをセルの上に入れれば、直に指で滑らせて取り出しやすい仕掛け。また、汚したくない大事なカードはセルの下で守ることが出来ます。