カーフシュリンクで作った鉾

ピッチーノのバッグやお財布を作った残りの革は、お店のディスプレイなどにお使いいただいてます。こちらのお店では、シュランケンカーフ革から、京都ならでは、可愛らしい鉾ができました!

バッグの材料である革は、どうしても、バッグに仕立てられない部分があります。革一枚から3割程、革によっては半分くらい使えない時もあります。そもそも革はそういうもので、反物と違い、規格が出来ない、自然なものなのです。サイズもまちまちで、革一枚一枚のサイズが違います。さらに、個体差があるので、染色する際、濃く染まるものもあれば、浸透せず、薄く染まるものもある。

そんな自然な革を、出来るだけ使い切れるよう、パターンを配置して革を裁断していきます。それでも残ってしまう部分を、「カラースワッチ」として再利用したり、ご希望があればお店のディスプレイとしてお使いいただいてます。

写真ご協力:オルビータ京都塔の前店様

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